| Contents |
| ダイエットについて |
| 肥満のメカニズム |
| ダイエットの基本的な原理は吸収するエネルギーを少なくして、消費するエネルギーを増やせば望む体型が得られる。非常に単純に書けばこれだけなのです。では絶食してスポーツジムに行けばいいのかというとそう簡単ではありません。 |
| 私のダイエット体験 Part1 |
| １９９９年当時、私の体重は９５Ｋｇ前後でした。ソフトハウスでシステム開発の仕事をしていたので、体を動かすことはなく、さりとて運動する時間を作れない日常でした。ピークの時は毎日午前様、週に３回くらいは徹夜という厳しい状態でしたので、ストレスで晩酌は毎晩していましたし、遅い夕食をつい食べ過ぎてしまい、肥満の一途をたどっていました。肉体的に仕事に限界を感じた３３歳の時に退職し、半年の充電期間を作りました。この時期妻が代わりにパートに出て、私が育児・家事をしました。主夫となり時間のできた私は週に２〜４回のジョギングを始め、食事の総量を減らし始めました。偏った食事では正しいダイエットはできないと考えて、肉も魚も野菜もバランス良く食べながら、肉類や炭水化物の量を減らしました。体重は順調に減りつづけて、半年後には７５Ｋｇを切りました。 |
| 私のダイエット体験 Part1 |
| これで終わっちゃ、つまらないでよね。期待は裏切りません。待っていたのはリバウンドでした。半年程度はこの体重を維持していたのですが、その後ジリジリ増え始めました。リバウンドの原因はジョギングをしなくなったことと食事量がまた増えてきたことです。妻が気配りして食事量のセーブをしてくれればよかったんでしょうが、そんなことに配慮できる性格ではありませんから意志の弱い私の体重はドンドン増えていきます。そして２００３年現在の体重は９０Ｋｇ以上。 |
| ダイエットとは痩せることにあらず！ |
| リバウンドの恐怖を身をもって体験した私のダイエット観は大きく変わりました。一時的に体重を減らすことはダイエットではなく減らした体重を維持することが本当のダイエットだと分かったのです。それ以来いかにして体重を減らすのが最適かを考えてすごしてきました。 |
| できないダイエット |
・スポーツジム通い
⇒一生ジム通いできる時間的、経済的余裕があるか？答えはＮｏ
・ジョギング
⇒寒い冬の時期でも続ける精神力を持っているか？答えはＮｏ
・食事量の減
⇒年齢的に食欲は減退してきているにもかかわらず、旺盛な食欲を抑えることができるか？答えはＮｏ
・断アルコール
⇒ハナから無理！ |
| 無理なダイエットが招く恐怖！ その１ |
| ・食事によるダイエット、例えば野菜しか食べない、バナナしか食べない、リンゴしか食べない、何にも食べない・・・最悪です。体に必要な栄養素がほとんど得られず、体が栄養飢餓に陥ります。そして筋肉量が大幅に減少して基礎代謝が低減して痩せにくい体質を形成していきます。もはや自分で自分の希望を完膚なきまでに叩きのめしているようなものです。健康な体には１日３０品目の食品が必要だということをお忘れなく。 |
| 無理なダイエットが招く恐怖！ その２ |
| ・運動によるダイエット、非常に良い事です。ただし痩せたいあまりに過度に運動してはいけません。ご自分の体力に見合った以上の運動をすると関節を傷めたり、筋を傷めたりします。関節や筋は結構後を引きます。老後に再発する可能性もあるのでくれぐれも体に負担のかからない運動をしてください。 |
| 無理なダイエットが招く恐怖！ その３ |
| ・ダイエット食品、一概に良い悪いの判断はできませんが、死者が出て販売停止になった例もあります。ダイエット食品を食べる場合はどういったメカニズムでダイエットができるのかを正しく理解できる物を選ぶのが良いような気がします。 |
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